【Node.js】【npm】【npx】の違い

2024.11.262024.11.27

はじめに

この記事は【npm】【npx】の違いについての備忘録である。

結論

一時的に実行したいだけの機能であれば、npx を使用することでローカル環境を汚さずに実行することが可能。
そうでない場合（開発中のソースコードでライブラリを使用する、等）は、常に使用できるように npm でインストールする。

名称	説明
npm	JavaScript用のパッケージマネージャーのことで、またその機能を使用するためのコマンド。 npm i ~ とすることで必要な機能をインストールできる。
npx	ローカルにインストール（npm i ~）されていない機能を一時的にインストールして実行するためのコマンド

【npm】とは

npm は【Node Package Manager】の略で、Node.jsをインストールすると利用することができるパッケージマネージャーである。
npm はそれ自体ではコマンドや機能の実行は行わず、あくまでもインストール／アンインストールというようにローカルの機能を管理することが目的である。

【npx】とは

npx は、「Node Package Executer」の略で、パッケージの実行ツールである。
npx は ローカルにインストール（npm i ~）されていない機能を一時的にインストールして実行する ためのコマンドである。
例えば、npx create-react-app を実行すると、以下のフローで処理が実行される。
ローカル環境を汚すことなく一時的に任意の機能を実行することができる。